ゴメンネ

2001年10月15日
「みんとり」というキーワードでここにいらしたかた、こんにちは。
Diary Noteでここに栞してくれてる方、お久しぶり&ありがとう。

まずは、おわびから。
私は現在、ここには全然書いてないのです。
理由としては第一に、うちの環境だとここ重くて更新しづらいから。
それと、日付入りで書くのってムラっ気ある自分には向いてないらしい。
あと、モヤモヤしてる時期に書き始めて結構あけすけに語ってたようだけど、誰が見てるかわかんないと思うと結局、のびのび書けなくて変に説明とか増えてしまって窮屈になってきたのもある。
んでもって、忘備録と短い文章を書く鍛練のつもりと自分に言い聞かせて始めてみたんだけど、どうしても私は長く書かねえと気が済まない性分みたいなんだなあ。あーあ。
あ、もうお気に入りから外しちゃえ!と思った人は、どうぞそうしちゃってください(長らくのご愛顧に感謝します)。

つうわけで、最近の私の動向が知りたいという奇特な御方は、ぼちぼち再開しつつある拙サイト「今はどうなの?みんとりさん」→リンクの方へお越しくだされ。

「書いてないなら日記削除しろよー」と思われるかもしれないけど、どうも「みんとり」で検索するとわりと上位に引っ掛かるのがここみたいなんで、せっかくだし、とりあえず拙サイトが上位に来るまでは、こうして案内を残しておこうかなという感じです。
そう!ここって検索にひっかかるんだってば。
「一部の人しかしらないヒミツ日記」なんて思うのは、マズいぞ。
そうゆうのはパスワード制にでもしない限り、無理よ。
2000年5月に書いた「香港旅記(抜粋)」はもしかしたら誰かの参考にはなるかもしれないから、これだけ残して、他のは消しました。

そんなんで、Diary Noteは私には向かない形式だったけど、こういうページとしては珍しく広告も入らないし設定自体はとても簡単で、「お仲間が欲しい、人の目に止まりたい」つう人には適してるコミュニティサイトだと思うんで、該当する方は利用してもいんじゃない?

ではでは皆様、ごきげんようさようなら。もう1回、ありがとう!

----みんとり
もうすっかり帰り支度も整い、早朝からラジオなど聴いておセンチになってるアタチに比べ、夫はぜんぜん起きやしない。ひとりでまた粥麺専家(あ、これ店名じゃなく、文字どおり粥や麺が主なメニューの食堂の総称です)。前日はここで、バタートースト(牛油多士/がうやうどうしぃと云う)+ハムエッグ+太いへにゃへにゃマカロニのスープ+クソ甘いアイスミルクティーという、まさに“香港洋食の王道メニュー”を食してもういいやって感じだったので、最後の朝はやっぱしまともな皮蛋痩肉粥にする。ピータンとポーク入りの粥は、普遍だけと1番うまいと思う。

朝6時45分にホテルを出発。
行きは興奮してたのと、添乗員がやかましかったので気づかなかったが、よくぞいつのまに、離島に続く立派な高速道路や線路が敷かれてたなと感心。かつて“なぎさホテル”があった逗子の辺り〜鎌倉に抜ける道と景色がダブり、でも空港からのエキスプレス列車も通ったりするので奇妙な感じがする。

朝7時15分にチェクラップコク空港に着く。
夫はまだ買い足りないらしく、本屋で芸能雑誌等しつこく物色。
それにしても香港では本屋じゃ“non-no”、レコード屋じゃ“ビューティフル・ライフ”のビデオばかりが目についたな。そりゃー以前から日本の芸能誌は売ってたけど、まさかノンノまで浸透するとは思わなかった。街ゆくお嬢さん方のファッションも、もうTシャツ+ショルダー斜めがけ一辺倒じゃなく、ホントに原宿辺りと変わらなかったもんね(ただしegg系は殆どなく、cutie系ばかり。男の子は松尾貴史っぽかったけど)。私もしつこく玩具店等入ってみると、ショーウィンドーに小さな飛行機模型がズラリと陳列されていて、思わず値段を尋ねたものの、売り物じゃないと云われたので、その時点でスッカリ物欲消滅。

そうそう、びっくりしたのが空港のトイレ。
水洗レバーがないのでおかしいなと思ったら、掃除のおばちゃんが石鹸液の入ったバケツでジャバーッと流してるじゃないの!そういや、シャムスイポーの飲茶店のトイレにもレバー無くて、かわりに手洗いのとこにバケツが置いてあったんだけど、ようやく謎が解けた。いくら出来立てで近代的な空港とはいえ、チェクラップコクは離島だし、たぶん件の飲茶店も下町で、上下水道完備が難しかったりするって事なんでしょう。

…などと名残惜しくしているうち、9時5分。
離陸の時間が来てしまった。
キャセイの座席モニタをいじったりしてるうち、あっという間にもう日本。布哇に比べりゃ早いネ香港は。
日本時間午後2時半。入国手続きして車に乗って船橋デニーズで一息入れてても、なんかあまり日本に帰ってきた実感がわかなかった。
夕方6時40分に自宅着したら、さすがに眠くてばたんきゅー。
次はいつまた、香港行けるかな。また冬にでも行きたいもんだな。
【終劇】
早朝起床。またホテル前の粥麺専家で朝飯。
ホントは離島に行きたかったけど夫が足の痛みを訴える為、断念。
尖沙咀まで歩き、夫はHMV、アタチはワトソンズ(ドラッグストア)でドクターショールのサンダル等購入。中国デパートの裕華で実家への土産物を買った後、MTRでシャムスイポー(漢字書けない…)へ。電脳街として有名な場所だけどどうやら下町らしいと思い、なんとなく足を運んだのだが、これがアタチにとては大当たりな場所だったのだ!

観光客なんか全然いないけど、朝から露店がズラリと並び、男人街、女人街よりも愉快な物がいっぱい売ってるじゃん!前日までの鬱憤はどこへやら、文房具屋では古いゲームや昔くさい包装紙、露店ではパチもんのテレタビーズのトーキング玩具、香港式のままごと、往年のタミーみたいな着せ替え人形、サミュエル・ホイの偽カセット、死人への埋葬品である紙細工等をわさわさ買い、すっかりご機嫌。香港映画モノを求めておたくビルにいた夫と合流し、地元の人達で大賑わいな飲茶店(店名忘れた)へ。英語すら通じないが、おばちゃんに蒸篭を開けてもらえば料理はわかるので、次々と頼み、次々とほお張る。う、うめー!しかも安〜い!!
「ああ、アンタが突っ込んでくれたおかげで、楽しい思いをしたよ」と夫にも云われ、ちょいと雲行き怪しげな夫婦間も和んでよかったよう。

またMTRに乗り、太子(プリンス・エドワード)駅近くのおたくビル・連合広場へ。切手店でいくつか切手買い。店主のおじちゃんと片言英語で切手話に花が咲く。それからMTRで旺角(モンコク)に出て、これまたおたくビルな信和中心へ。ここでは黄玉郎(香港漫画家の第一人者)の古マンガ、サミュエル・ホイの欲しかったアナログ盤各種、昔、現地の駄菓子屋で売られてたマンガ本等、購入。香港でもここから中古レア物市場が開けていく予感。それにしても、街に出ればいくらでも!んまい物が喰える場所なのに、なぜか信和中心のニューススタンドみたいな所で、トーストパンをおばちゃんに焼いてもらう学生の列があったのが不思議。
香港のぼっちゃんも、やっぱ買い食いを楽しみたいのかな?

晩飯は、ホテル近くの餃子専門店(また店名忘れ)。ふと隣りのテーブルを見たら、昼間、ワトソンズの靴売場にいた店員の男の子が彼女とデート中だった。
思わず声かけようとしたが、香港女性はキツイから変な焼きもちをやかれても大事かもという気がして、やめといた。スーパー百佳にまた寄り、さらに食べ物など追加で買ってホテルに戻る。
頼んでいた足ツボマッサージを夫婦それぞれで受けたが、夫が隣りのベッドで痛ぇ痛ぇと叫ぶのに反し、アタチはちょっと痛いくらいであまり効能を実感せず。単純に健康を喜ぶべきなのか、それとも怠けてストレスが無いって事を反省すべきなのか…。夫はすぐにコテンと就寝。アタチはいつもの旅どおり、時間がもったいなくて、少しだけ仮眠。
朝5時頃起床。天気は前日にひき続き、ぐずつき気味。支度をした後、ホテル前の粥麺専家で朝飯。アタチはオーソドックスに皮蛋痩肉粥、夫は前日喰ったからといって、何やら「紅猪」とかいう、はいからさんの名前みたいな文字の入った粥を頼んだのはいいが、この粥の具がじつに珍妙。一見レバーみたいなんだけど、ふにゃふにゃのプルプルな歯ごたえゼロの物体。血抜きしたレバーを果てしなく煮込むと、こうなるのかも。

全く気乗りのしない市内観光は、 ブッチぎりたくてしょうがなかったんだけど、キャンセルするには1人頭ナント1万円も追加料金がかかるとゆうし、夫は前回来た時が市内観光に参加してなくて行きたいとせがむので、しぶしぶ参加。でもその瞬間から、アタチにとっての長ーい苦行が始まったのだ…。

それでも午前中2時間半くらいは淺水灣(レパルスベイ)とか胡文虎花園(アウ・ブン・ハウ・ガーデン)、ヴィクトリア・ピーク途中の展望所といった、名所の王道みたいなポイントだけだったので、ミネラルウォーター飲んでぼーっと煙草吸って景色観てりゃーよかったのよ。しかし、お昼チョイ前からは、そんな悠長なマネは出来なくなってきた。なんせその後の行程ときたら、食事以外は殆ど強制ショッピング案内なんですもの!!わかっちゃいたけどさ。

夫ときたら、シルク製品のアウトレット店ではヤクザが着るようなへんなシャツ買うは、宝石直売店ではジュエリーが出来る過程に感激して自分は買わないのに妻に宝石買わせようとするし(アンタが買えっつうの!)、ツアー主催側にとっては素晴らしいカモと化し、アタチにとっては頭痛の種となった。その後の行程はあんまり書きたくないので省略するけど、昼食は案の定、マズい焼きそばやチャーハンのみが食べ放題、漢方薬屋、革製品の店、洋服店と連れ回され続け、車中でも押し売りは続き、その後の免税店巡りでいい加減うんざりして、解放してもらった。時計を見ると、既に5時15分を回ってる。朝7時45分から始まって、なんと9時間半もの間、アタチ達は拘束されていたのだ!それだけ時間があれば、相当自分の好きな場所にも行けた筈なのに。…ああ、1万円ケチッたばかりに、とんだロスをしてしまった!アタチ達以外の同行者は引き続き1万円近くの追加料金を払い、ディナーと夜景のオプショナル・ツアーに参加するんだって。天気は雨で、夜景など望める筈もないのに。

宿に戻る。連れ回された疲労と自己判断の誤りと夫がカモられてた事とで、どよ〜んと落ち込む。
追い打ちをかけるように、「何だよカッコつけやがって!オレは充分、市内観光楽しんだよ。アンタは警戒し
すぎなんだよ!まったくウマが合わねぇなァ!」と夫にグチられる。な、なんだよー!そりゃアンタの方が主体性が無い分、振り回されてもお金を巻き上げられても楽しかったのかもしれないけど、こちとら、さんざん体験した人の苦情も現地ガイド側のカラクリも聞いてるし(しかもここまで拘束された観光も初めて…)、だけど同行を断ったら夫がヘソを曲げるに決まってるからイヤイヤ参加して案の定、嫌な目に遭ったってゆうのに…。グッタリしてるアタチをほったらかして、夫はさっさと街に出てしまった。
もういいや。この旅は失敗だ。この先ずっとホテルから出ないで過ごしたっていい…。

いつの間にか眠っていたらしく、時計を見たら7時を回っていた。少し寝たら、いくぶん落ち込みから回復していたのでムクッと起きて、尖沙咀に向かった。カップル達がいちゃつく、海沿いの梳士巴利道(ソールズベリー・ロード)をぐいぐい一人で歩く。埋め立て地だからブロックの境目を踏むたび、ぼよんぼよんとして、まだ夢の中にいるようだったけど、道の向こうに煌々と照らされたザ・ペニンシュラを見たら、やっぱり香港に来たとゆう実感が再び起こり、「落ち込んだまんま日本に帰るなんてイヤだ!」とムクムク元気が沸いてきて、がんがん街を歩いてオーシャン・ターミナル内の玩具反斗城(トイザらス)やら、あちこちの店など一人で見て廻る。

宿に帰ると夫も戻ってたので、「今日くらいはまともなレストランでご飯を食べよう」とゆう事になり、宿からわりと近い「鹿鳴春(Spring Deer)」へ。入り口はわかりづらく店も地味だったが、夜9時半くらいでも大にぎわい。こうゆう店ではハズレがないなと思ったら、やっぱり当りで、焼餃子、豆腐料理、オコゲ料理、青菜の炒めもの…えーとあとなんだっけ、とにかくどれもうまかった。とくに初老のウエイターに勧められた薬膳ぽいスープは、なんか疲れた身体にしみわたるようにポカポカしてきてよかったなぁ。会計はふたりで5千円くらい。ちゃんとしてるけど安いのが、嬉しいじゃないの。7-11に寄り、スナック等買ってから宿に帰り、「明日こそ、アタチの好きな香港巡りが存分にできますように!」と祈りつつ、ベッドにもぐりこんだ…。
アタチは7年ぶり5度目、夫は夫は8年ぶり2度目の香港。
自動車で成田に向かう途中で、なんとパスポート忘れた事に気づく。
どうやらカバンを取り換えた時、忘れまいと別の場所に置いた事を忘れたのが原因らしい。
普段は身分証明書がわりに携帯してるくらいなのに!
おかげで搭乗予定の便には間に合わず、次の便にしてもらう。飛行機はキャセイ。

すったもんだの末、午後2時半に現地到着。天気は雨。
初のチェクラップコク空港はまだ工事中って感じ。
ホテルに着くまでのバスの車中でも、添乗員のケニーという女性が執拗にオプショナルツアーを勧誘。
翌日の市内観光もこんな調子かと思うとげんなり。
午後4時半すぎ、九龍半島の尖沙咀東部(チムシャツイ・イースト)にある、リーガルカオルーン・ホテルに到着。
手違いで禁煙室に案内され、フロントにクレームを付けると代わりに用意されたのは、なんと15階の「リーガルクラブ」専用フロア。
会員専用のアメニティ等もあり、得した気分になるが、すぐに我に返り、ロスタイムを取り返す為にもと、すぐに街に出た。

中環(セントラル)行き高速フェリーの停泊所を発見し、スターフェリーじゃないのもたまにはいいかなと思いつつそれに乗ることに。
やがて、黄色いランプをぐるぐるさせた船がやってきたので「巡視船か?」と思ったら、ソイツが高速フェリー。
確かにものすごい速さだったが、夫婦ともども肝を冷やしてフラフラ状態。
MTR(地下鉄)を乗り継ぎ、銅鑼灣(コーズウェイベイ)に。
夫と待ち合せ時間を決め、ぷらぷら歩いてると、果物屋の前にドリアンを買う人だかりが。
ごみ捨て場は既に、ものすごい悪臭を放ってる。オエー。
でも、地元の人がわらわら動く、エネルギッシュな銅鑼灣ってやっぱしいいな!

ダシと八角が合わさったような香港フェロモンともいうべき香港の街特有の匂いが脳みそにすぐ伝達されて「喰エ!飯ヲ喰エ!」と命令されてるようで、もうお腹ぺこぺこなので、夫と『池記雲呑麺家(チーゲイワンタンミンガー)』に。
アタチは海老雲呑とデザートにタピオカ入りの冷たいおしるこ、夫は皮蛋痩肉粥。
ああ、これぞ香港飯!フカヒレや燕の巣もいいかもしれないけど、アタチはこういう早くて安くてうまい、庶民の味が好きよ。

再び別行動。アタチはスーパー“百佳”(パークン)へ。中華食材、レトルトなどを買いこみ、また夫とぶらぶらしてたらまた腹が減ってきた。
恐るべし、香港フェロモン。
慌てて“大快活”に飛び込み、H$26の大盛り鉄板焼き麺を喰う。広東語が出来るわけではないが、こういう店では出来上がったら番号で呼ばれる事が多いので、やっぱし数くらいは憶えておいてヨカッタと思う。

ホテルに戻ったら、もう午前様だった。
さすがに前日も寝てないので疲れた疲れた。
風呂に入ってちょっと現地のラジオを聴いてから就寝。

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